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道の駅13日目 2017年12月08日の旅~北海道

こちらから続いています。

ホテル森夢で6時頃に目覚めました。

今は雪は降っていませんが、昨夜のうちに少し積もったようです。

元々素泊まりで予約していましたが、昨日のチェックインの際に朝食を追加でお願いしたところ、事前予約が無いとご用意できません、とのことでした。

今日はこれから名寄に向かいます。

名寄方面に5Kmほど行った所に道の駅があり、そこにも寄りたいと思います。

バスは8:12発の次は11:17発。道の駅のオープンは午前9時。

道の駅での3時間滞在はさすがに暇なので、10時頃にタクシーで道の駅に行き、11時台のバスで名寄に抜けることにしました。

ところが、西興部村にはタクシーが無いとのこと!

ホテルも8時から工事で暖房が止まるそうですし、8:12のバスに乗るしかなさそうです。

北海道の大きなバス停には待合所があり、暖房も完備されています。

待合所に入ると、地元のお客さんが挨拶してくださいました。

小学生の女の子と年配のおばあさん。小さな村なのでみなさん顔見知りです。

昨日雪道で滑って足を打った女の子をおばあさんが心配そうに気遣っていました。

外は-10度の極寒ですが、待合所は暖かい空気に満ちていました。

バスに乗って10分ほどで上興部に到着。ここから300mほど歩くと道の駅があります。

まだ開店前なのでバス停の待合所で時間をつぶすことにしました。

この待合所にも反対方面のバスに乗る地元のお客さんがいらっしゃいました。

7年前に東京から移住されてきた方です。

「住めば都。優しい方が多くていい所ですよ」と話してくださいました。

昨夜からのわずかな感触ですが、私も納得です。

【74駅目】にしおこっぺ花夢(北海道68)

フラワーパーク併設の道の駅です。

大きな滑り台が見えました。

ただ、12月の今日は営業していません。

その代わり、駅舎内に室内ガーデンがありました。

売店では花のリースがたくさん並んでいました。

そして中央には円形の舞台があり、小人がたくさん楽器を持って並んでいます。

特に気に留めずに駅内を一巡していたのですが、9時30分になると、突然小人が動き出しオルガン演奏が始まりました。

その音色の美しいこと!和音もしっかりしていて、かなり本格的です。

そして何より小人の動きが愛らしい!決して大きな動きはせず、小さくかわいく演奏しています。

このオーケストラは「音・木・林(おとぎばやし)」と言い、30分毎に演奏が始まります。

楽曲のパートリーも、アップテンポの元気な曲から、しっとりしたバラード系まで幅広いようです。

オルガンはもちろん人形の動きも全て風で制御しているそうです。

後日、インターネットで昔の演奏動画を見ると、以前は人形がもっと大きく動いていたようで、小人たちもちゃんと歳をとるのですね(笑)

ちなみにこの日はクリスマスの衣装を着ていました。

退屈すると思われていた道の駅での3時間はあっという間に過ぎてしまいました。

この間の来客は私のみ。おとぎばやしの演奏を聴いていたのも私一人。

最高に贅沢な時間を過ごさせていただきました。

【75駅目】おといねっぷ(北海道8)

後ろ髪を引かれる思いで西興部を後にし、路線バスと都市間バスを乗り継いで音威子府に到着です。

おこっぺもそうですが、いかにもアイヌっぽい地名です。

こちらも人口は少なく、北海道最少だそうです。

食堂とトイレとごく小さな売店だけの駅ですが、深い雪の中で元気に営業していました。

音威子府の名物は黒い蕎麦。JRの駅で独特の蕎麦をいただきました。

時刻は15時。あとは特急を乗り継ぎ、飛行機に乗って帰阪します。

自宅に着くのは夜中の1時頃の予定です。

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